ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「磁器コンデンサ」の意味・わかりやすい解説 磁器コンデンサじきコンデンサceramic condenser 極板間にはさむ誘電体として強誘電体磁器を用いたコンデンサ。セラミックコンデンサともいう。磁器材料として酸化チタン,チタン酸バリウム,チタン酸マグネシウムなどを用い,円筒または円板状の磁器に銀その他の金属膜を焼付けたものを電極とする。高周波に対する損失が少く,103MHz 程度までの周波数に対して電気回路の素子として使われる。大電力発振器に用いられる大型のものから受信用の小さなもの,また容量は1μFから数百 pF 程度のものがつくられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by