磁鉄鉱ヘグボマイト岩(読み)じてっこうヘグボマイトがん(その他表記)magnetite-högbomitite

岩石学辞典 「磁鉄鉱ヘグボマイト岩」の解説

磁鉄鉱ヘグボマイト岩

灰色のヘグボマイト(högbomite)の無数の結晶からなる岩石で,時に片状の白い(hydrargillite)が黒い磁鉄鉱─チタン鉄鉱の基盤中に含まれる[Gavelin : 1917].ヘグボマイトはMg(Al, Fe, Ti)4O7組成をもつ,RO・2R2O3の複雑な組成のスピネル族の鉱物で,R2O3はおもにAl2O3およびFe2O3で,ある程度の量のTiO2を伴う.鉱物の量比によってヘグボマイト磁鉄鉱岩ともなる.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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