磨を掛ける(読み)みがきをかける

精選版 日本国語大辞典 「磨を掛ける」の意味・読み・例文・類語

みがき【磨】 を 掛(か)ける

  1. 磨いて光沢を出す。転じて、一段とすぐれたものにする。洗練させる。また、程度を甚だしくする。
    1. [初出の実例]「胡椒の皺も老やしぬると〈専吟〉 鑓の柄に磨をかけて暮の月〈入松〉」(出典:俳諧・橋南(1705か))
    2. 「此むすめを今一際、みがきをかけて存分なる、好みの衣裳を着せたらば」(出典:人情本・春色恵の花(1836)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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