磯萍水(読み)イソ ヒョウスイ

20世紀日本人名事典 「磯萍水」の解説

磯 萍水
イソ ヒョウスイ

大正・昭和期の小説家



生年
明治13(1880)年1月15日

没年
昭和42(1967)年11月25日

出生地
上州・高崎(現・群馬県)

本名
磯 清

経歴
江見水蔭門下生として、明治32年「雨乞物語」を発表し、33年発表の「逢魔ケ淵」「紫草紙」で文壇に登場。社会小説を多く書き「横浜暗面」「木下川」などの作品がある。一時期銀行員になったこともあるが、他の作品に「脚本袖頭巾」「うき寝」や随想「武蔵野風物志」「秋灯記」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android