磯岡遺跡（読み）いそおかいせき

日本歴史地名大系 「磯岡遺跡」の解説

磯岡遺跡
いそおかいせき

[現在地名]保内町喜木 磯岡

喜木（きき）川の東側にある河岸段丘上、標高一八〇メートル前後の緩斜面に広く遺物が分布する。弥生遺跡として三崎（みさき）半島端とともに四国最西部の確実な出土地。比高の上からみてもかなりの高地系遺跡に属し、弥生中期以降の遺物が多い。この弥生文化がどこから伝来したかは確言しがたいが、土器形式では九州地方よりも大洲（おおず）または八幡浜（やわたはま）方面の出土品に類したものが多いようにみえる。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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