磯菜(読み)イソナ

デジタル大辞泉 「磯菜」の意味・読み・例文・類語

いそ‐な【×磯菜】

磯辺に生える食用海藻の総称。いそなぐさ。
「こよろぎの磯たちならし―摘むめざしぬらすな沖にれ波」〈古今東歌

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「磯菜」の意味・読み・例文・類語

いそ‐な【磯菜】

  1. 〘 名詞 〙 海辺に生えている草で食用になるものの総称。いそなぐさ。
    1. [初出の実例]「こよろぎのいそ立ちならしいそなつむめざし濡らすな沖にをれ浪〈みちのくうた〉」(出典:古今和歌集(905‐914)東歌・一〇九四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android