デジタル大辞泉 「礫瓦」の意味・読み・例文・類語 たびし‐かわら〔‐かはら〕【×礫瓦】 《「たびし」は「たびいし」の音変化で小石の意》取るに足りない者。下賤の者。「―などまで喜び思ふなる御位改まりなどするを」〈源・蓬生〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「礫瓦」の意味・読み・例文・類語 たびし‐かわら‥かはら【礫瓦】 〘 名詞 〙 ( 「たびしがわら」とも。小石や瓦のような物の意 ) 物の数でもない卑賤の者。とるにたりない身分の者。[初出の実例]「湧き出でたる水を見て『かはべなる石の思ひの消えねばや岩の中より水のわくらん、たびしがはらも』といふとても」(出典:宇津保物語(970‐999頃)祭の使) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by