御位(読み)ミクライ

デジタル大辞泉 「御位」の意味・読み・例文・類語

み‐くらい〔‐くらゐ〕【御位】

天皇の位。皇位帝位。また、その位にあること。
位を尊んでいう語。
「程もなく、もとの―あらたまりて」〈明石

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御位」の意味・読み・例文・類語

み‐くらい‥くらゐ【御位】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 )
  2. 天皇の位。皇位。また、その位にあること。在位
    1. [初出の実例]「天皇の位(ミクラヰ)に即しより、是歳に至るまでに」(出典日本書紀(720)雄略八年二月(前田本訓))
  3. 朝廷席次官職地位位階を尊んでいう語。
    1. [初出の実例]「程もなくもとの御位あらたまりて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)明石)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android