社会主義競争(読み)しゃかいしゅぎきょうそう(その他表記)socialistic competition

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「社会主義競争」の意味・わかりやすい解説

社会主義競争
しゃかいしゅぎきょうそう
socialistic competition

勤労者の最大限の積極性に基づく,一定の生産目標についての社会主義固有の競争。これは労働生産性を高め,生産を改善し,社会主義的生産様式を実現するために,個人,職場,産業部門などさまざまな場面で行われるもので,社会主義建設に重要な役割を果すとされている。旧ソ連の第1次,第2次五ヵ年計画完遂のための重要な要因となったのもこの競争である。その起源は,1919年5月モスクワの共産党員によって提唱された,いわゆる「共産主義的土曜労働」にある。これに示された労働者の創意献身は,のちのスタハノフ運動に受継がれてゆき,国民経済全体に及ぶものとなった。

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