社倉城跡(読み)しやくらじようあと

日本歴史地名大系 「社倉城跡」の解説

社倉城跡
しやくらじようあと

[現在地名]高森町永野原 上境ノ口

幸子こうじ集落の北方三〇〇メートルのじよう山とよばれる山地末端にあり、標高約六六〇メートル。山頂に長円形の平坦地があり、北西を除く三方に曲輪がめぐる。「古城考」に「城主年代不分明、甲斐惟直入道宗運が父、大和守親宣、数代日州にあり、親宣阿蘇大宮司の家臣となり戦功多し」とあり、甲斐親宣は岩神いわがみ城に居城していたので、岩神城に近い社倉城も親宣がいたのではないかとする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android