祈ぎ掛く(読み)ネギカク

デジタル大辞泉 「祈ぎ掛く」の意味・読み・例文・類語

ねぎ‐か・く【祈ぎ掛く/祈ぎ懸く】

[動カ下二]神仏祈願をかける。
「―・くる比叡ひえやしろのゆふだすき草のかき葉もことやめてきけ」〈拾遺神楽歌〉

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精選版 日本国語大辞典 「祈ぎ掛く」の意味・読み・例文・類語

ねぎ‐か・く【祈掛】

  1. 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 神仏に祈願をかける。
    1. [初出の実例]「ねきかくる比叡の社のゆふ襷草のかき葉もことやめて聞け〈実因〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)神楽・五九三)

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