祓串(読み)ハラエグシ

デジタル大辞泉 「祓串」の意味・読み・例文・類語

はらえ‐ぐし〔はらへ‐〕【×祓串】

伊勢神宮で祓に用いる玉串。細い木に細かく切った紙片をつけたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「祓串」の意味・読み・例文・類語

はらえ‐ぐしはらへ‥【祓串】

  1. 〘 名詞 〙 伊勢神宮の御師(おし)檀家などに配布した御幣(ごへい)。細い木に細く切った紙をつけた。
    1. [初出の実例]「千鳥飛ぶと見し川風や祓串〈凡十〉」(出典:俳諧・はりまあんご(1789)夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android