祖渓徳濬(読み)そけい とくえい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「祖渓徳濬」の解説

祖渓徳濬 そけい-とくえい

?-? 室町時代の僧。
臨済(りんざい)宗。京都建仁(けんにん)寺光沢庵の喜足に師事する。延徳元年(1489)駿河(静岡県)清見寺住持となり,のち京都真如寺の住持。天隠竜沢(てんいん-りゅうたく)に詩文をまなび五山文学者として知られた。阿波(徳島県)出身。俗姓一宮。別号に水拙,鶴峰。著作に「水拙集」「水拙手簡」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android