神々の村(読み)カミガミノムラ

デジタル大辞泉 「神々の村」の意味・読み・例文・類語

かみがみのむら【神々の村】

石牟礼道子による長編小説水俣病現実を描いた「苦海浄土三部作の第2部にあたる。1970~1980年代にかけて断続的に季刊誌辺境」に連載されていたが中断改稿を経て、石牟礼道子全集として平成16年(2004)に刊行された。昭和49年(1974)刊行の、第3部にあたる「天の魚」から30年を経て三部作完結となった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android