神中正一(読み)ジンナカ セイイチ

20世紀日本人名事典 「神中正一」の解説

神中 正一
ジンナカ セイイチ

大正・昭和期の医学者



生年
明治23(1890)年1月30日

没年
昭和28(1953)年7月6日

出生地
兵庫県神戸

学歴〔年〕
東京帝大医科大学〔大正3年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正11年〕

経歴
研究生活を経て神戸で3年間開業。大正14年欧米留学。帰国後、九大教授に就任。のち同大医学部長、附属温泉研究所員を兼任。昭和25年退官し、大阪厚生年金病院長を務めた。ドイツ医学万能の時代に英米フランスイタリア整形外科を導入し、九大整形外科の基礎を作り、日本の整形外科発展にも寄与した。著書に「神中整形外科学」「整形外科手術書」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神中正一」の解説

神中正一 じんなか-せいいち

1890-1953 大正-昭和時代の整形外科学者。
明治23年1月30日生まれ。大正14年欧米に留学。帰国後,九州帝大教授となり,のち同大医学部長をつとめた。傷病兵職業補導につくす。昭和28年7月6日死去。63歳。兵庫県出身。東京帝大卒。著作に「神中整形外科学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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