神成横穴墓群(読み)かんなりよこあなぼぐん

日本歴史地名大系 「神成横穴墓群」の解説

神成横穴墓群
かんなりよこあなぼぐん

[現在地名]須賀川市館ヶ岡

北部丘陵の南斜面に造営された横穴群。現地表面の観察から一〇〇基以上の存在が推定されている。昭和四九年(一九七四)に九基調査された。後世の破壊を受けているものが多い。遺存するものは玄室天井部はドーム形を呈する。数少ない出土土器から七世紀半ばから八世紀前半に構築されたものとみられる。五号横穴の閉塞には板碑が利用されているが、玄室内の土層堆積状況から、一度閉塞されたのち開口し、その後再び板碑で閉塞されたものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 中世 遺体 重量

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む