神文鉄火(読み)シンモンテッカ

デジタル大辞泉 「神文鉄火」の意味・読み・例文・類語

しんもん‐てっか〔‐テツクワ〕【神文鉄火】

神に誓いの言葉を述べ、赤熱した鉄を握って身の潔白を証明すること。→鉄火6
「面々の身晴れに―、といふ人あり」〈浮・桜陰比事・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「神文鉄火」の意味・読み・例文・類語

しんもん‐てっか‥テックヮ【神文鉄火】

  1. 〘 名詞 〙 神に誓うことばを述べ、赤く焼いた鉄を握り、身の潔白を証明すること。
    1. [初出の実例]「面々の身晴に神文鉄火(シンモンテック)といふ人有中にも」(出典浮世草子・本朝桜陰比事(1689)一)

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