神書(読み)しんしょ

精選版 日本国語大辞典 「神書」の意味・読み・例文・類語

しん‐しょ【神書】

〘名〙
① 神のことを書いた書物神道の本。
太平記(14C後)二五大礼神事無為に行はれば、一流の神書を火に入て、出家循世の身と罷(まかり)成べき」
② 神が書いたとされる書物。
随筆・折たく柴の記(1716頃)中「いにしへに聞えし神書・鬼書などいふものの類にや」 〔呉越春秋‐越王無余外伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「神書」の意味・読み・例文・類語

しん‐しょ【神書】

神のことについて書いてある書物。神道の本。
神が書いたとされる書物。

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