日本歴史地名大系 「神林村」の解説 神林村かみはやしむら 新潟県:岩船郡神林村面積:八二・二九平方キロ岩船郡南部に位置し、東は朴坂(ほおざか)山(四三八・二メートル)・大平(おおだいら)山(五六〇・八メートル)などの山が並び、北には山居(さんきよ)山がある。西は日本海に面し、海沿いに延長三キロ・幅約一キロにわたり松林に覆われた砂丘が続く。南は西流して日本海へ注ぐ荒(あら)川が形成した扇状地、北西部はかつて岩船潟のあった低地で、七湊(ななみなと)川・石(いし)川・笛吹(ふえふき)川・百(ひやつ)川が集まり、石川となって日本海へ注ぐ。東は関川(せきかわ)村、南は荒川(あらかわ)町、北・北西は村上市に接する。古代から中世には小泉(こいずみ)庄加納(かのう)方に属した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by