神桐村・神桐新田(読み)かみぎりむら・かみぎりしんでん

日本歴史地名大系 「神桐村・神桐新田」の解説

神桐村・神桐新田
かみぎりむら・かみぎりしんでん

[現在地名]海津町神桐

成戸なりと村の北、長良川右岸に立地する。天正一〇年(一五八二)一二月晦日の吉村氏吉宛織田信雄宛行状(吉村文書)裏書に本知分として「かミきり」とみえ、氏吉は同一四年七月二三日に上切郷二三五貫七七五文などを宛行われている(「織田信雄黒印知行目録」同文書)慶長郷帳に「かミ切村」とあり、高五一七石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳では徳永昌重(高須藩)領。正保郷帳には上切村とみえ幕府領で、田高九二石余・畑高二〇四石余・無地高二五四石余、うち新開三三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む