日本大百科全書(ニッポニカ) 「神滝温泉」の意味・わかりやすい解説 神滝温泉みたきおんせん 宮城県北西端、大崎市(おおさきし)鳴子温泉(なるこおんせん)にある温泉。鬼首温泉郷(おにこうべおんせんきょう)の一つ。荒雄(あらお)岳の南麓(なんろく)、荒雄川に注ぐ大深沢に沿う。俗に女ノ湯とよばれ、婦人の湯治客が多いが、現在宿泊施設はない。泉質は塩化物泉。上流部には熱泥を噴き出す片山地獄があり、地熱発電所もある。国道108号が通じ、JR陸羽東線鳴子温泉駅からバスの便がある。[長谷川典夫][参照項目] | 大崎(市) | 鬼首温泉郷 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例