神滝温泉(読み)みたきおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「神滝温泉」の意味・わかりやすい解説

神滝温泉
みたきおんせん

宮城県北西端、大崎市(おおさきし)鳴子温泉(なるこおんせん)にある温泉。鬼首温泉郷(おにこうべおんせんきょう)の一つ。荒雄(あらお)岳の南麓(なんろく)、荒雄川に注ぐ大深沢に沿う。俗に女ノ湯とよばれ、婦人湯治客が多いが、現在宿泊施設はない。泉質塩化物泉。上流部には熱泥を噴き出す片山地獄があり、地熱発電所もある。国道108号が通じ、JR陸羽東線鳴子温泉駅からバスの便がある。

[長谷川典夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android