神田須田町(読み)かんだすだちょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神田須田町」の意味・わかりやすい解説

神田須田町
かんだすだちょう

東京都千代田区の北東部にある地区。かつては中央線の前身甲武鉄道の始発駅万世橋駅や青物市場があったところで,明治・大正期は一都心部を形成して繁栄。その後,1936年に万世橋駅は廃止となり,駅舎跡には交通博物館が建てられた。青物市場も関東大震災後は外神田,さらに大田区移転。江戸時代の柳原土手の古着市伝統を受継ぎ,服地,洋服付属品の問屋が多く,卸売り商業が盛んである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む