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交通博物館 こうつうはくぶつかん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

交通博物館
こうつうはくぶつかん

鉄道,自動車,船舶,航空機など交通機関の発達と歴史を実物,模型,写真,文献などの資料で示し,交通知識の普及と研究を目的とした博物館東京都千代田区神田須田町にあったが,2006年5月14日に閉館した。

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デジタル大辞泉の解説

こうつう‐はくぶつかん〔カウツウハクブツクワン〕【交通博物館】

東京都千代田区神田須田町にあった、交通関係の博物館。鉄道・道路・海運・航空などの参考品を公開していた。大正10年(1921)公開の鉄道博物館が前身で、昭和23年(1948)改組改称。収蔵品が増え、手狭になったことから平成18年(2006)5月に閉館。平成19年(2007)10月、展示品などが継承され、さいたま市に鉄道博物館が開館した。

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百科事典マイペディアの解説

交通博物館【こうつうはくぶつかん】

交通文化の研究と知識普及のための博物館。1921年鉄道省が,東京駅北口高架下に鉄道博物館として開設,1938年東京都千代田区神田須田町に移転,1946年日本交通公社JTB)に経営委託

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世界大百科事典 第2版の解説

こうつうはくぶつかん【交通博物館】

空・陸・海の交通に関する博物館で,航空博物館,海事・船舶博物館,鉄道・電車・ケーブルカー博物館等が含まれる。日本には,総合的なものとしては〈交通博物館〉〈交通科学館〉〈梅小路蒸気機関車館〉(京都)が知られており,また,札幌,小樽,横浜,大阪などに鉄道あるいは電車に関する博物館がある。船に関しては,〈船の科学館〉(東京),東京商船大学資料館,神戸商船大学資料館などがある。なお,今のところ本格的な航空博物館はない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

交通博物館
こうつうはくぶつかん

東京都千代田区神田須田町にあった交通専門の総合博物館。[佐藤豊彦]

沿革

日本の鉄道開業50周年にあたる1921年(大正10)10月14日、鉄道省の直営により公開された鉄道博物館がその前身である。当初東京駅北口のガード下に設けられ、1936年(昭和11)に中央線の万世橋(まんせいばし)駅(1943年廃駅)敷地へ移転し、この施設が交通博物館本館として引き継がれた。太平洋戦争中は一時閉館されていたが、終戦直後の1945年(昭和20)10月に財団法人日本交通公社が当時の管理者であった運輸省(現国土交通省)から経営を委託され、1946年1月交通文化博物館として再興し、1948年交通博物館と改称した。その趣旨は、鉄道部門に限らず、交通全般にわたる資料の収集・保存と知識の普及にあった。1949年同館の管理者は日本国有鉄道(国鉄)となり、1987年国鉄が分割・民営化後は東日本旅客鉄道(JR東日本)に承継された。なお、経営は1971年以降、財団法人交通文化振興財団に委託していた。2006年(平成18)5月、交通博物館は老朽化のため閉館。JR東日本の創立20周年記念にあわせ、2007年10月に埼玉県さいたま市に後継施設「鉄道博物館」が開館した。なお、建設および運営は、財団法人東日本鉄道文化財団が行う。[佐藤豊彦]

展示・資料等

建物延べ床面積7554平方メートルのうち、展示スペースは4624平方メートルあり、保管資料は約24万点。展示されているものは鉄道部門を中心として約2000点。鉄道記念物39件のうち、一号機関車、一号御料車(ともに重要文化財)など12件を保管し、これら実物資料の展示のほか、パノラマ式模型鉄道の運転、その他文献、図面、写真などの公開活用、さらに鉄道をおもな内容とする映画の上映、図書室の公開などが行われていた。年間入館者は約34万人(2004年度)で、95%が個人客であり、団体客では修学旅行をはじめとする児童・生徒が多い。[佐藤豊彦]

他の交通資料公開施設

この交通博物館と同様の交通資料の公開施設としては、大阪市港区波除(なみよけ)に交通科学博物館があった(1962~2014)。高度経済成長による技術革新以降の交通の現状と将来のあり方を示す資料を中心として、歴史価値が高い機関車(230形蒸気機関車など)が多数展示されていたが、建物の老朽化などのため閉館。後継の施設として京都鉄道博物館が2016年に開館予定。
 このほか部門や地域ないし企業を特定して交通資料を展示する施設も多く、小樽(おたる)市総合博物館(旧北海道鉄道記念館、小樽市)、青梅(おうめ)鉄道公園(東京都青梅市)、梅小路蒸気機関車館(京都市)、船の科学館(東京都品川区)などがある。また海外では、総合博物館の一部が交通の展示となるロンドンの科学博物館やミュンヘンのドイツ博物館などがあり、交通専門の総合博物館としてはドイツのドレスデンとスイスのルツェルンの交通博物館が有名である。さらにイギリスのヨークにある国立鉄道博物館のように、部門を特定した博物館もみられる。[佐藤豊彦]
『松澤正二著『乗り物の博物館』(2001・成山堂書店) ▽交通博物館編『交通博物館のすべて――知られざる歴史と魅力』(2001・JTB)』

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