デジタル大辞泉 「神神しい」の意味・読み・例文・類語 こうごう‐し・い〔かうがう‐〕【神神しい】 [形][文]かうがう・し[シク]《「かみがみし」の音変化》気高くておごそかである。神聖で尊い。「富士の―・い姿」[派生]こうごうしさ[名][類語]神聖・聖 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「神神しい」の意味・読み・例文・類語 こうごう‐し・いかうがう‥【神神】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]かうがうし 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「かみがみし(神神)」の変化した語 )① 神聖であって、けだかい。尊くておごそかである。けだかく厳粛である。[初出の実例]「あけくれ御前にさぶらひつかうまつるともおぼえず、かうがうしく、いつくしう、いみじう」(出典:枕草子(10C終)二二一)② あやしくいかめしい。怪異だ。[初出の実例]「此の鬼こそ、いまは恐ろしくもありずなりにたれ。かうがうしきけをそへばや」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕霧)神神しいの派生語こうごうし‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙神神しいの派生語こうごうし‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例