神福山(読み)じんぷくさん

日本歴史地名大系 「神福山」の解説

神福山
じんぷくさん

五條市西北、金剛山脈中、河内国との境界にあり、標高七九二メートル。カミフクともよむ。一名、笹尾ささお山ともいう。山頂には「延喜式」神名帳の高天山佐太雄たかまやまさだお神社に比定する小祠がある。「諸山縁起」には、

<資料は省略されています>

とある。「諸寺縁起集」護国寺本の金剛山の項に神福山の名がみえる。また「葛嶺雑記」の神福山大沢だいたく寺の条に「此山の嶺上を神福山といふ。もみの森あり。鷲の窟あり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む