日本歴史地名大系 「神足遺跡」の解説
神足遺跡
こうたりいせき
昭和五三年から五四年にかけて発掘調査が実施され、弥生中期、古墳後期、長岡京時代、中・近世の四期に大別される遺構・遺物が発見された。検出遺構として、弥生中期に属する竪穴式住居跡一、方形周溝墓七、土壙墓一二、壺棺二などのほか、古墳後期に属する竪穴式住居跡四、掘立柱建物四、埴輪円筒棺一、長岡京時代に属する掘立柱建物六、井戸跡三、中・近世に属する溝一、井戸一、土壙群、ピット群などがある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報