神輿太鼓(読み)みこしだいこ

精選版 日本国語大辞典 「神輿太鼓」の意味・読み・例文・類語

みこし‐だいこ【神輿太鼓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 神輿渡御の時、前駆としてになっていく大太鼓。また、その音。
    1. [初出の実例]「天満まつりを拝みて 菅はらや御輿太鞁の夜の音〈仏兄〉」(出典:俳諧・仏の兄(1699))
  3. 歌舞伎下座音楽の一つ。大太鼓を主とする鳴物で、祭礼の場に神輿の渡御の時のほか、立ち回りなどに用いる。
    1. [初出の実例]「家体ばやし・せうでん・神田丸〈略〉御輿太皷(ミコシダイコ)・だんじり(いづれも立廻り抔に用ゆ)」(出典御狂言楽屋本説(1858‐59)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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