神迎(読み)かみむかえ

精選版 日本国語大辞典 「神迎」の意味・読み・例文・類語

かみ‐むかえ ‥むかへ【神迎】

〘名〙 祭礼の場に神を迎え据えること。特に、陰暦一〇月晦日(みそか)に、出雲大社に集まっていた神々が帰って来るのを迎えること。また、その祭。かみむかい。《季・冬》⇔神送(かみおくり)
上井覚兼日記‐天正一三年(1585)一〇月二四日「神迎に参候て、御輿之御供申候て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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