神郷町(読み)しんごうちよう

日本歴史地名大系 「神郷町」の解説

神郷町
しんごうちよう

面積:一三六・三五平方キロ

阿哲郡の北端に位置し、東は新見市、南は哲多てつた町・哲西てつせい町、西は広島県比婆ひば東城とうじよう町、北は鳥取県日野ひの日南にちなん町。中国山地の標高七〇〇―一〇〇〇メートルの山々に囲まれ、町域の九〇パーセント以上は山林地帯。集落は高梁たかはし川上流の支流である西にし川・神代こうじろ川・高瀬たかせ川流域に点在する。JR芸備線・伯備線、国道一八二号、県道新見―多里たり線が通る。中国自動車道も通るがインターチェンジはない。

古代―近世を通じ哲多郡に属し、古代哲多郡六郷(和名抄)のうち神代郷が当地下神代から哲西町上神代にかけてに比定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報