日本歴史地名大系 「神里村」の解説 神里村かんざとうむら 沖縄県:沖縄島南部南風原町神里村[現在地名]南風原町神里(かみざと)喜屋武(ちやん)村の南方、長堂(ながどー)川流域の小高い丘陵の南斜面に展開する村。カンザトゥ村とよぶ。「おもろさうし」巻八の二〇に「一 おもろねやかりや(おもろ音挙がり〔歌唱者〕は)/せるむねやかりや(せるむ音挙がり〔歌唱者〕は)/けすのうれしかなしてた(下司たちの嬉しい愛しいテダ〔領主〕)/又 しよりもり ちよわる(首里森におられる)/おきやかもいかなし(御輝く御方さま〔王〕)/又 しまなかのかみ里の(島中の神里の)」とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by