禁殺日(読み)きんさつにち

精選版 日本国語大辞典 「禁殺日」の意味・読み・例文・類語

きんさつ‐にち【禁殺日】

  1. 〘 名詞 〙 律の規定で、死刑を執行することをまったく禁止する日。毎月一日八日、一四日、一五日、一八日、二三日、二四日、二八日、二九日、三〇日。もしこれらの日に刑の執行を言い渡されると杖刑になる。〔政事要略(1002頃)〕〔唐律‐断獄下・立春後不決死刑〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android