禅暁(読み)ぜんぎょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「禅暁」の解説

禅暁 ぜんぎょう

?-1220 鎌倉時代,源頼家(みなもとの-よりいえ)の子。
母は昌寛法橋(ほっきょう)の娘。源実朝(さねとも)を暗殺した異母兄公暁(くぎょう)と通じていたという口実で,承久(じょうきゅう)2年4月11日執権北条義時に京都で討たれた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「禅暁」の解説

禅暁

没年:承久2.4.15(1220.5.18)
生年:生年不詳
鎌倉幕府2代将軍源頼家の子。母は栄実(千手丸)と同じく昌寛法橋の娘。承久2(1220)年4月15日,源実朝を暗殺した兄公暁に同意嫌疑をかけられ,京の東山辺で討たれた。

(美川圭)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報