禍淫(読み)かいん

精選版 日本国語大辞典 「禍淫」の意味・読み・例文・類語

か‐いんクヮ‥【禍淫】

  1. 〘 名詞 〙 悪事をなす者に天がわざわいを与えること。
    1. [初出の実例]「天道は福善禍淫(クヮヰン)とて、善をなす人には福をあたへ、あくをなすものには禍をあたへたまふとうけたまはりをよび候に」(出典翁問答(1650)上)
    2. [その他の文献]〔書経‐湯誥〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android