福宮村(読み)ふくみやむら

日本歴史地名大系 「福宮村」の解説

福宮村
ふくみやむら

[現在地名]新庄市本合海もとあいかい

升形ますがた川沿岸の新庄城下から本合海町村へ至る道に沿って福宮村があり、南へ丘陵を越した新田につた川沿いに枝郷宮野みやのがある。戸沢氏入部以前、最上氏蔵入地として日野将監が支配していた元和七年(一六二一)の当地開拓に関する矢口藤右衛門宛行状(芳賀文書)に、「増形之内荒屋敷之下タ大谷地、但福田堺より碁石坂まで新田起に付而相渡候。年起之儀者拾年、それ過候て知行申請度由尤に候」とある。近世中期以降独立村として扱われたと思われ、新田本村鑑に「当村開発ニ付庄屋に被仰付田畑高役御免にて次郎右衛門代々勤め来、新田なり、本合海地面也、本田は升形より分る」とあり、枝郷として宮野、堂社修験として大日堂・地蔵堂・葉山派大学院が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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