共同通信ニュース用語解説 「福島県大熊町」の解説
福島県大熊町
県沿岸部にあり、北隣の双葉町と共に東京電力福島第1原発を抱える。原発敷地の外縁には県内の除染で出た土壌を最長30年間保管する中間貯蔵施設が広がる。原発事故で全町民約1万1500人が避難を強いられ、役場機能や学校は同県会津若松市に移った。2019年4月に初の避難解除が町南西部で行われ、役場機能が帰還、町民も災害公営住宅などで暮らし始めた。23年4月には町内での学校運営も再開した。事故前は梨が特産で、熊川でのサケ漁も盛んだった。
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