20世紀日本人名事典 「福本元之助」の解説 福本 元之助フクモト モトノスケ 明治〜昭和期の実業家 尼崎紡績社長。 生年慶応2年8月26日(1866年) 没年昭和12(1937)年10月27日 出生地大坂 経歴家は代々綿布および紡績商として関西地方に名を知られた大坂の富商で、明治17年先代の跡を承けて家督を継ぐ。初め学者を志し碩儒・藤沢南岳に漢学を学んだが、実業界に入って、22年尼崎紡績(現・ユニチカ)の創立に加わり、のち社長となる。福本レーヨン、大日本紡績、関西コークス、東洋拓殖、日本相互貯蓄銀行、大阪米穀、大阪工業など各業界を代表する会社の重役を務め、関西財界の重鎮として活躍した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福本元之助」の解説 福本元之助 ふくもと-もとのすけ 1866-1937 明治-昭和時代前期の実業家。慶応2年8月26日生まれ。明治17年家業の紡績商をつぐ。22年尼崎紡績(現ユニチカ)の創立にくわわり,のち社長となる。福本レーヨン,関西コークス,大阪工業などの重役をつとめた。昭和12年10月27日死去。72歳。大坂出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by