福野村新田(読み)ふくのむらしんでん

日本歴史地名大系 「福野村新田」の解説

福野村新田
ふくのむらしんでん

[現在地名]美並村白山はくさん

長良川左岸、南は野尻のじり村。正保郷帳に福野村とあり、高一〇〇石は永荒畑方とある。「新撰美濃志」は「古は福野村」とする。宝暦六年(一七五六)の郡上郡村高覚帳(鈴木文書)では家数一二(水呑一)、年貢米二六石余。枝村として新羽根しんはね村・野尻村がある。安永二年(一七七三)の郡上領留記(大西文書)は下川筋川東に位置づける。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android