秀づ(読み)ヒズ

デジタル大辞泉 「秀づ」の意味・読み・例文・類語

ひ・ず〔ひづ〕【秀づ】

[動ダ下二]《「ほ(穂)い(出)づ」の音変化》
穂が出る。穂を出す。
「あしひきの山田作る児―・でずとも縄だにへよ守ると知るがね」〈・二二一九〉
ぬきんでる。ひいでる。
和漢の才にみな―・でて」〈愚管抄・四〉

ひ‐い・ず〔‐いづ〕【秀づ】

[動ダ下二]ひいでる」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例