私闘(読み)シトウ

精選版 日本国語大辞典 「私闘」の意味・読み・例文・類語

し‐とう【私闘】

  1. 〘 名詞 〙 個人的な恨みなどによってたたかうこと。私怨による争い
    1. [初出の実例]「諸士私闘に急々にして、公勇には緩々たりし故」(出典:太閤記(1625)凡例)
    2. [その他の文献]〔史記‐商君伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「私闘」の意味・わかりやすい解説

私闘
しとう

「フェーデ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の私闘の言及

【敵討】より

…私闘の一形態。
【中世】
 日本の中世社会においては,生存権をふくめた諸権利を自分(個人ではなく集団)の手で守るために実力を行使し,またこれらの諸権利に対する侵害に対して実力で報復する私闘が広く存在した。…

※「私闘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android