秋の蛍(読み)あきのほたる

精選版 日本国語大辞典 「秋の蛍」の意味・読み・例文・類語

あき【秋】 の 蛍(ほたる)

  1. 秋まで生き残っている蛍。衰えていくものをたとえていうことが多い。秋蛍。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「おく露に朽ち行く野辺の草の葉や秋の蛍となりわたるらむ〈壬生忠岑〉」(出典:是貞親王歌合(893))
    2. 「たましひのたとへば秋のほたるかな」(出典:山廬集(1932)〈飯田蛇笏〉)
  2. 蛍の一種。夏に産んだ卵から初秋に生まれてくるもの。形も小さく、発光も弱い。京都では、病蛍(やみぼたる)と称して捕えないという。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む