科手郷(読み)しなでごう

日本歴史地名大系 「科手郷」の解説

科手郷
しなでごう

[現在地名]八幡市八幡〈大谷おおたに・科手・高坊たかぼう〉、橋本はしもと愛宕山あたごやまいしだにいとうえおくノ町・北浄土きたじようどはらきたノ町・くりだに小金川こがねがわこめ塩釜しおがま尻江しりえどうはら狩尾とがのおなか池尻いけじりなかノ町・濁池にごりいけ西刈又にしかりまた西山本にしやまもと・東刈又・東浄土ヶ原・東原ひがしはら・東山本・平野山ひらのやま丸尾まるお・南浄土ヶ原・向山むかいやま焼野やけの〉、西山にしやま足立あだち和気わけ

男山・はとヶ峰のほぼ北に位置し、放生ほうじよう川から北の淀川へ延びた尾無瀬おなせ川を境として東は常盤ときわ郷、北は淀川堤道、西は河内楠葉くずは(現大阪府枚方市)で、鳩ヶ峰の西斜面を含む。郷内に科手町・大谷町・橋本町が属する。

地名は仁和三年(八八七)七月一一日付の大安寺安宗置文(「石清水八幡宮并極楽寺縁起之事」所引)に、「伽藍壱院号曰極楽寺在山城国久世郡科手上里」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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