デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秦朝元」の解説 秦朝元 はたの-ちょうげん ?-? 奈良時代の官吏,医師。僧弁正の子。母は唐(とう)(中国)の人。父が留学中の長安で生まれる。父と兄朝慶の死で養老2年(718)帰国。翌年忌寸(いみき)姓をあたえられる。はじめ医術をもってつかえ,のち入唐(にっとう)判官として唐にわたり,玄宗皇帝に父の縁故で厚遇された。帰国後は図書頭(ずしょのかみ),主計(かずえの)頭をつとめた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例