秦箏語調(読み)しんそうごちょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「秦箏語調」の意味・わかりやすい解説

秦箏語調
しんそうごちょう

日本音楽の文献。醍醐寺三宝院蔵。江戸時代中期の筆写とみられる。雅楽の箏譜4曲と,越天楽 (えてんらく) 謡物歌詞を収録。寺院歌謡として行われた楽箏伴奏の歌曲から近世箏曲への過程を示すものとして重要な資料。筑紫箏の伝承者に伝存された資料中にも同趣の寛文8 (1668) 年奥書の箏譜があり,ほかに同7年の奥書箏譜を高野辰之が紹介した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む