秦箏語調(読み)しんそうごちょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「秦箏語調」の意味・わかりやすい解説

秦箏語調
しんそうごちょう

日本音楽の文献。醍醐寺三宝院蔵。江戸時代中期の筆写とみられる。雅楽の箏譜4曲と,越天楽 (えてんらく) 謡物の歌詞を収録。寺院歌謡として行われた楽箏伴奏の歌曲から近世箏曲への過程を示すものとして重要な資料。筑紫箏の伝承者に伝存された資料中にも同趣の寛文8 (1668) 年奥書の箏譜があり,ほかに同7年の奥書箏譜を高野辰之が紹介した。

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