移動間仕切り(読み)いどうまじきり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「移動間仕切り」の意味・わかりやすい解説

移動間仕切り
いどうまじきり

建築物において,その構造体とはまったく独立して内部空間を分割し,かつ移動がきわめて容易なようにつくられた平板状の部材をいう。広義には日本建築の障子や襖,また住宅台所食堂居間を区切るための置き家具,カーテン類,ついたて,屏風なども含まれる。使用目的に従って空間を自由に変化させることができるため,貸ビルや一般のオフィスなどに広く用いられている。プレハブ部材が一般的で,事前に固定端を敷設しておき,その間に仕切板をはめこむ。固定端の敷設されている範囲内で自由に移動できる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 可動

改訂新版 世界大百科事典 「移動間仕切り」の意味・わかりやすい解説

移動間仕切り (いどうまじきり)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の移動間仕切りの言及

【可動間仕切り】より

…移動間仕切りともいう。建物内部の空間を仕切る壁で,移動可能なものをいう。…

※「移動間仕切り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む