程無し(読み)ホドナシ

デジタル大辞泉 「程無し」の意味・読み・例文・類語

ほど‐な・し【程無し】

[形ク]
距離が小さい。また、高くない。
「海も浅し山も―・しわが恋を何によそへて君に言はまし」〈拾遺・恋一〉
広さがない。狭い。
「―・き所なれば、君もやがて聞き給ふ」〈若紫
時をへだてない。すぐである。
一生―・しといへども、一日暮らしがたし」〈平家・三〉
年がゆかない。若い。
「―・き御身に、さる恐ろしきことをし給へれば」〈・若菜上〉
身分が取るに足りない。いやしい。
「わが恋はみくらの山にうつしてむ―・き身には置き所なし」〈古今六帖・二〉

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