稚児段(読み)ちごのだん

日本歴史地名大系 「稚児段」の解説

稚児段
ちごのだん

[現在地名]福知山市字堀 水内

水内みずうち東端の段丘上にあり、香雲こううん屋敷ともいう。現在のように藪がなければ、東方土師はぜ高畑たかばたけ方面は指呼の間にあり、北方猪崎いざき前田まえだ方面まで見渡せる。東と北は断崖で三〇年ほど前までは、南側と西側に空堀が明らかにみられた。丹波国福知山領伝記(森望家蔵)に次のようにみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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