種漬(読み)たねつけ

精選版 日本国語大辞典 「種漬」の意味・読み・例文・類語

たね‐つけ【種漬】

  1. 〘 名詞 〙 稲の種もみを苗代にまく前にあらかじめ水に漬けること。種浸し。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「種漬に来るととの名代〈去来〉 咲花の片へら残すしほ鰹〈素牛〉」(出典:俳諧・市の庵(1694))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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