稲井川(読み)いないがわ

日本歴史地名大系 「稲井川」の解説

稲井川
いないがわ

川尾かわお池から流出し、まえ川に注ぐ。全長約二キロ。弘化三年(一八四六)作製の水戸南領一万石絵図(須田家文書)には、築地ついじ村の川尾山の北に大きな溜池(川尾池)が描かれ、池から流れ出る小川(稲井川)は、東岸の延方のぶかた西岸つじ両村の間を流れ、前川に注いでいる。川が両村の境界であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android