稲口新田村(読み)いなぐちしんでんむら

日本歴史地名大系 「稲口新田村」の解説

稲口新田村
いなぐちしんでんむら

[現在地名]春日井市稲口町

味鋺原あじまはら新田と如意申によいさる新田とに挟まれた東西に細長い土地。稲口と二軒家にけんやに分れている。稲口は万治(一六五八―六一)の頃美濃国加茂郡田原村(現岐阜県関市)の稲口から吉田与治衛門が来て三人の子を分家させ、四軒で開発した。二軒家は明治九年(一八七六)まで妙慶みようけい新田分であったが、地租改正の折土地交換分合で稲口分となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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