稲城結(読み)いなぎむすび

精選版 日本国語大辞典 「稲城結」の意味・読み・例文・類語

いなぎ‐むすび【稲城結】

  1. 〘 名詞 〙 女の髪の結い方の一種近世天明一七八一‐八九)の頃、遊女などの間に流行したもの。
    1. [初出の実例]「杵結(きねむすび)より稲城(イナギ)結、手柄結より忍(しのぶ)が似合に」(出典:滑稽本・指面草(1786)大)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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